水平線が見える空間江村夏樹と4人のパフォーマーによるコンサート

               2019年6月20日(木) 新大久保 スペースDo tel 03(3361)2211

               夜6時半開場 7時開演

               前売 2800円 当日 3300円 学生 500円(当日のみ。学生証をご用意ください。)


               演目

               北爪道夫:様々な距離II (2006)
               アール・ブラウン:3つの曲 (1951) 
               フレデリック・ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 「葬送行進曲つき」 (1839)
               江村夏樹:山口誓子の俳句による朗読法 (2008)  女声、ピアノ
               (休憩)
               江村夏樹:ポップソング集 うた、ピアノ
                    追熟の森[詩;白石公子] (2000)
                    南へ十二歩の[詩;柴田暦] (2001) 
                    そら[詩;池澤夏樹] (2019)
               オリヴィエ・メシアン:カンテヨジャーヤ (1948)
               江村夏樹:恋の歌詠み (2019) 女声、テナー・リコーダー、13絃筝、電子キーボード、PA再生




               江村夏樹 作曲、ピアノ
               1965年新潟県生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科中退。社長も社員もいないコンサートホスト
               「太鼓堂」を主宰、自営コンサートを開く。最近作に『エンテレケイア』(能管、ピアノ;2016)、
               『遠くに聞こえるあれはたぶん祭りだ』(能管、篳篥、バリトン・サックス、声、打楽器;2016)、
               『たたいて』(マリンバ独奏;2017)、『空が青いよ』(任意の4奏者;2017)、『冬の交差点』
               (3奏者;2017)、『聾のるりる』(語りを含む3奏者;2018)、『六人目の父さん』(語りを含
               む3奏者:2018)など。
   
               板垣あすか 女声
               女子美術短期大学卒業まで同付属中学より8年間美術を学び、その後渡玖。キューバ国立芸術学
               校舞踊科卒。Tangin Fongに師事。2003年より舞踏家雫境の公演活動に参加。また、和栗由紀夫、
               東野祥子、大橋可也などの作品へ出演。近年はバンド渋さ知らズのダンサーとして活動。ASUKA 
               J.DANCE PROJECT「おわらないダンス」(2013)、「Jinkan」(2017)自主公演。劇団時々自動に1年間在
               籍。声と身体のパフォーマンスに関心を寄せている。太鼓堂コンサート「性格のある空間」にダン
               ス出演。「遠近法がある空間」では声、打物での参加。

               近藤治夫 テナー・リコーダー
               古楽器演奏家、古楽バグパイプ製作家。ヨーロッパ中世・ルネサンスの音楽を演奏する「ジョング
               ルール・ボン・ミュジシャン」代表。中世民衆音楽の担い手である「放浪楽師=ジョングルール」
               に着目し、放浪楽師の音楽・精神を現代にどう甦らせるかをテーマに、ライブハウス、ストリート
               等での演奏活動を展開中。

               スコット・ジョーダン Scott Jordan 13絃筝
               箏・三味線・尺八の即興演奏家。米国University of Montana大学卒業。作曲をパトリック・ウィリ
               アムズ、デビッド・マスランカに師事。箏を沢井一恵に師事。作曲はBrixton Publicationsより
               出版されている。様々な音楽家とダンサーと即興音楽を演奏している。「Zero Zero」という自由
               即興音楽トリオのメンバー。「邦楽即興プロジェクト」のオーガナイザー。韓国とスペインで「雫」
               と言う舞踏グループと演奏した。2010年にTokyo MX番組で「ザ・ゴルデンアワー」の「Yokoso!
                9ch」にテレビのインタビューとパフォーマンス。「三つの窓」と言うシリーズを主催して、渡辺裕
               記子、秋元美由紀、桑原ゆうへ作品を依頼した。

               岡本唯 うた
               1993年生まれ。役者。ガールズロックバンド「YKK」のギターボーカル。そして「時々自動」のメン
               バー。時々自動は今年の3月、劇団40周年の集大成とも言える本公演を終えました。今後の時々メン
               バーの活動を、どうぞお楽しみに!!私も今年はいろんなところに行って、新しい事をたくさん知り
               たいです。よろしくお願いします。


 
        さまざまな音楽の成り立ちを1本の線でつなげてみたい。歴史的に見れば、どんな新しい音楽も過去の音楽と何らかのかかわ
        りをもつもので、前衛音楽だってその「もと」はクラシック音楽だったし、ポピュラー音楽だって前衛音楽の影響を受けてい
        る。古典的であれサイケデリックであれ、作者の目指すところは固有の美であった点で、どの音楽も共通しています。その
        「固有の美」というのが、ときに変わった見かけをしていることがあるのを、世の人たちは「むずかしい」と言って敬遠する
        けど、敬遠したきゃしてればいいでしょう。それは豊かな現実の切れっぱしを見たにすぎない。そういうの損ですよ。いまや
        どんな商業歌謡も前衛音楽の応用で成り立っているって、ご存知でしたか。こういうからくりの一端をご紹介できればいいと
        思って企画したこのコンサート、おもしろがれるかどうかは、みなさん次第です。どうぞご高覧のほどを。 
                                              2019年4月21日(日) 江村夏樹


            チケット取扱い
            ◆フリーダイヤルでのご予約:Confetti(カンフェティ)0120-240-540(平日10:00〜18:00)
            ※チケットの支払/受取は、お近くのセブン・イレブンになります。
            ※発券手数料はかかりません。
            ◆または太鼓堂に直接ご連絡ください。



            協力 三行英登(記録撮影・宣伝美術) 近藤清明(記録録音) 西邨紀子(受付)
            主催・制作 太鼓堂 http://taikodo.info/

          




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