あなたに渡す花束 〜 江村夏樹と5人の器楽奏者によるコンサート

　　　　　　　　　　　　2015年6月12日（金） 汐留 ベヒシュタイン・サロン　tel 03-6432-4080
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　夜7時30開演（7時開場）

　　　　　　　　　　　　前売 2800円　当日 3300円　学生 500円（当日のみ。学生証をご用意ください。）


　　　　　　　　　　　　演目
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　イーゴル・ストラヴィンスキー：ピアノ・ラグ・ミュージック （１９１９）
　　　　　　　　　　　　アントン・ヴェーベルン：子供のための小品 （１９２４）
　　　　　　　　　　　　江村夏樹：霧の向こうから声が呼びかけてくるよ 第３集 （３曲；２０１５） フルート、ピアノ
　　　　　　　　　　　　セルゲイ・プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ第６番 イ長調「戦争ソナタ」作品82 （１９３９）
　　　　　　　　　　　　（休憩）
　　　　　　　　　　　　カールハインツ・シュトックハウゼン：第４ ピアノ曲 IX （１９５４／６１）
　　　　　　　　　　　　江村夏樹：あなたに渡す花束 （２０１５） フルート、アコーディオン、ファゴット、チェロ、打楽器
　　　　　　　　　　　　Ｗ.Ａ.モーツァルト：トルコ行進曲 （ピアノ・ソナタ Ｋ．３３１から；江村編）　全員
　　　　　　　　　　　　江村夏樹：ファンファーレ集 （１９９１−９７） ピアノ

　

　　　　　　　　　　　　
　

　　　　　　　　　　　　江村夏樹（作曲・ピアノ）
　　　　　　　　　　　  1965年生まれ。社長も社員もいないコンサートホスト「太鼓堂」を主宰、多くの室内楽作品を書き、
　　　　　　　　　　　　自営コンサートを開く。しばしばアカデミックな音楽教育を受けていない音楽家と共演する。厄介
　　　　　　　　　　　　だから誰も企画しない内容の興行でピアノを担当。

　　　　　　　　　　　　黒木麻未（フルート）
　　　　　　　　　　　　ほっこり系ノーウェーブバンド「KisamaAlternative」メンバー。管楽器担当。時々パフォーマンス
　　　　　　　　　　　　カンパニー「時々自動」と一緒に演奏をする（時々時々自動）。前回に続き江村夏樹コンサートの
　　　　　　　　　　　　フライヤーイラストを手がける。http://kisamaalternative.tumblr.com/

　　　　　　　　　　　　高橋牧（アコーディオン）
　　　　　　　　　　　　2007年より時々自動に参加。ピクニック・バンドと称し、パフォーマンス公演やコンサートを行う。
　　　　　　　　　　　　ミュゼット弾きに憧れボタン・アコーディオンを弾く。音楽ユニット「すナマき」では歌、ウクレ
　　　　　　　　　　　　レも演奏する。http://www.tokidoki-jido.com/

　　　　　　　　　　　　長谷川真子（ファゴット）
　　　　　　　　　　　　不定形楽団 maher shalal hash baz でファゴットを担当。他、マコメロジー、nan!ka? など多数の
　　　　　　　　　　　　バンドで様々な楽器を演奏。即興演奏やダンス、パフォーマンスとのコラボレーションも行っている。

　　　　　　　　　　　　松村剛（チェロ）
　　　　　　　　　　　  幼少期から、ピアノや様々な楽器を学び、大学在学中よりチェロを始める。2006年頃から現代音楽
　　　　　　　　　　　　に興味を持ち、独学で作曲を始める。不定形ユニット、Maher Shalal Hash Bazに参加。以降、様々
　　　　　　　　　　　　なグループで演奏活動を行っている。

　　　　　　　　　　　　立岩潤三（打楽器）
　　　　　　　　　　　  中東のダルブカ、インドのタブラ、フレームドラム等の打楽器で各古典音楽やトラッドを演奏する
　　　　　　　　　　　　と共に、その可能性を探るべくロック、ポップス、ジャズ、古楽、各種ダンスや舞踊、ライブペイ
　　　　　　　　　　　　ントとのコラボレ−ション等、幅広いジャンルへのアプローチ／作曲を行っている。
　　　　　　　　　　　　http://tateiwajunzo.wix.com/tateiwajunzo


　　　　「わからないこと」というのは、どうしたってわかりやすくはならないものらしい。音楽の世界に限らず、ぼくたちの日常には「わから
　　　　ないこと」がたくさんある。作曲家だから、画家だから、小説家だから、詩人だから、その「わからないこと」をわかって創作している
　　　　ように言う専門家や愛好者がいますが、あれはウソですよ。勉強や分析をすればわかるというものではない。なんかがわかるというのは、
　　　　ちょっと別のことらしいよ。作曲家、画家、小説家、詩人が取り扱えるのは、その人が「わかっていること」だけで、「わからないこと」
　　　　で作品をこしらえることなんかできないわけです。だから音楽にもいろんな種類の形があり、固有の性質をそなえている。その形や性質
　　　　をみなさんがとりまいて、いいとか、だめだとか、わからんとか言う。音楽じたいも論議も、面白いほうがいいのでしょうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江村夏樹 2015年4月15日（水）

　　　　　　　　　　　　チケット取扱い
　　　　　　　　　　　　◆naya collective　http://www.purple.dti.ne.jp/naya/tickets/
　　　　　　　　　　　　◆フリーダイヤルでのご予約：Confetti（カンフェティ）0120-240-540（平日10:00〜18:00）
　　　　　　　　　　　　※チケットの支払／受取は、お近くのセブン・イレブンになります。
　　　　　　　　　　　　※発券手数料はかかりません。

　　　　　　　　　　　　◆太鼓堂　taikodo@taikodo.org



　　　　　　　　　　　　協力　山田咲（記録撮影）　近藤清明（記録録音）　黒木麻未（フライヤーイラスト）
　　　　　　　　　　　　　　　三行英登（フライヤーデザイン）　西邨紀子（受付）
　　　　　　　　　　　　　　　naya collective（宣伝協力）　日高和子（制作協力）

　　　　　　　　　　　　主催・制作　太鼓堂　http://taikodo.info/